シバタ タカフミ
SHIBATA TAKAFUMI
柴田 尭史 所属 追手門学院大学 法学部 法律学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/08/01 |
形態種別 | 翻訳書 |
標題 | 第二帝政の国家構造と崩壊 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 第二帝政の国家構造とビスマルクの遺産 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 風行社 |
巻・号・頁 | 63-85頁 |
著者・共著者 | 初宿正典 |
原著者 | フリッツ・ハルトゥング |
概要 | "C.シュミット『第二帝国の国家機構とその崩壊』(本書第1章)に対する書評論文である。ハルトゥングは、歴史学者としてシュミットを徹底的に批判する。その批判は、史料の引用の仕方、およびドイツ、とくにプロイセンにおける「軍人」と「市民」の継続的な対立というシュミットの図式的な構図という2点に向けられている。ハルトゥングは、シュミットが引用した同じ史料を用いているが、シュミットが引用に際して省略した箇所も含め前後の文脈まで正確に引用し、シュミットの引用が我田引水で、歴史学的方法に反するとして、シュミットの図式に反論する。 |