シバタ タカフミ
SHIBATA TAKAFUMI
柴田 尭史 所属 追手門学院大学 法学部 法律学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/04/15 |
形態種別 | 研究書 |
標題 | 第2章 法の支配と法治国原理の基礎について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 法の支配と法治主義 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 成文堂 |
巻・号・頁 | 20-38頁 |
著者・共著者 | 岡田正則/紙野健二/高橋明男(編訳) |
原著者 | ディートマール=フォン=デェァ・プフォーテン |
概要 | "法の支配と法治国原理の関係を基礎論から検討する論考である。まず、政治・行政が法という形式をとらなければならないのかという問いを立て、法と政治・行政の目的を比較検討することで、両原理が基づく「法」の目的が利害関係である「個人」を考慮することができることを明らかにする。その上で、「個人」の平等な考慮を重視する規範的個人主義の立場から倫理的に両原理が基礎づけられる。最後に、両原理の異同が検討され、両者の最大の違いは、「人間の尊厳」を基盤としているかであると結論付ける。そして、法の支配への「人間の尊厳」の採用可能性について積極的に語られる。 |