シバタ タカフミ   SHIBATA TAKAFUMI
  柴田 尭史
   所属   追手門学院大学  法学部 法律学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/04/30
形態種別 翻訳書
標題 ライプホルツの平等論
執筆形態 共著・編著(代表編著を除く)
掲載区分国内
総ページ数 346
担当範囲 共同研究につき抽出不可
著者・共著者 初宿正典
原著者 ゲーアハルト・ライプホルツ
概要 "ワイマール憲法109条「すべてのドイツ人は法律の前に平等である」は、当時の通説は、同条は法適用機関である司法と行政のみを拘束し、法適用の平等を意味し、立法者は拘束しないと理解していた。このような通説に対して、本書は、法理念論による法哲学的方法、およびアメリカ、フランス、およびスイスとの比較法から平等を定義しなおし、国家活動の「恣意」の禁止と理解した。このことによって、立法者も恣意的な活動を禁止されているという解釈を提示し、立法者拘束説を打ち立てた。ワイマール期後半の通説となった。今日でも平等原則についての古典的研究に属する一冊である。