| マスザキ コウ 増崎 恒 所属 追手門学院大学 国際学部 国際学科 追手門学院大学 国際教養学部 国際教養学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻 職種 教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2019/01 | 
| 形態種別 | 紀要(First author) | 
| 標題 | 海における死― Stephen Crane の“The Open Boat”とその周辺作品に見る作家の語(騙)り、イタリア(人)、移民、そして歴史― | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 追手門学院大学 国際教養学部紀要 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 巻・号・頁 | 12,1-21頁 | 
| 概要 | 米文学作家Stephen Craneの後期作品である中編“The Open Boat”(1897)を中心にして作家が描く「海」「船」「死」を、作品が執筆された1890年代の米国の移民の流入をめぐる社会文化的言説と関連付けて分析を試みる論考である。結論としては、沈没した船から救命ボート(open boat)に乗り移った主要登場人物のうち、最も死にそうにない人物を作家が「殺す」という物語設定に作家の単なる「皮肉」を越えたメッセージが込められている、と見る。「移民封じ込め」としてこの設定が機能していたと位置付け直す。 |