シバタ タカフミ   SHIBATA TAKAFUMI
  柴田 尭史
   所属   追手門学院大学  法学部 法律学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/09/30
形態種別 研究書
標題 憲法改正とその限界――日独比較についての考察
執筆形態 共著・編著(代表編著を除く)
掲載誌名 憲法の発展Ⅰ――憲法の解釈・変遷・改正――
掲載区分国内
出版社・発行元 信山社
巻・号・頁 99-108頁
担当範囲 共同研究につき抽出不可
著者・共著者 宮村教平(共訳)
鈴木秀美/M. イェシュテット/小山剛/R.ポッシャー(編)
原著者 クリストフ・シェーンベルガー
概要 "平成28年に慶応義塾大学で開催された日独シンポジウムにおけるシェーンベルガー教授の講演を翻訳したものである。シェーンベルガー教授は、日独の憲法改正問題を検討するにあたって、次のことを検討する。第一に、憲法解釈と憲法改正のあり方である。ドイツでは、80年代までは、国防に関して憲法改正が行われていたが、90年代以降は連邦憲法裁判所の合憲判決に依拠していると説明する。その上で、日本国憲法9条とドイツ基本法79条3項の改正禁止条項を比較し、両規定が、事実上か憲法上かの違いはあるが、改正できないことによって、日独の憲法のアイデンティティとなっている、という共通性について検討を加えている。