シンドウ  マサヒロ
  真銅 正宏
   所属   追手門学院大学  学長
   職種   学長
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002/01
形態種別 その他
招待論文 招待あり
標題 偶然性と文学の蘇生
執筆形態 単著
掲載誌名 京都新聞
概要 23日。昭和10年前後の偶然文学論争のなかで、文学の行き詰まりの状況が述べられたことがある。平成の今、いわゆる純文学があまり読まれなくなった要因には、小説の面白さの喪失が関わっているとされる。この打破すべき小説界の閉塞状況は、平成の今の方が深刻かもしれない。しかし、小説の面白さの復権のためには、作者の技術だけに求めるのではなく、我々読者も、小説を現実という参照枠から切り離し、虚構性を楽しむべきである、と論じた。