シバタ タカフミ
SHIBATA TAKAFUMI
柴田 尭史 所属 追手門学院大学 法学部 法律学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/05/01 |
形態種別 | 学会誌における解説記事および書評 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 最新裁判例研究 憲法 選挙供託金違憲訴訟 [東京地判令元・5・24] |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 法学セミナー |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本評論社 |
巻・号・頁 | 65(5),120頁 |
概要 | 公職選挙法92条は、一定額の供託金(国政、地方選挙で金額は異なる)の寄託を立候補の要件としている。供託金が支払えず、立候補を断念した原告は、この供託金制度が憲法15条、44条但書に違反するとして国家賠償訴訟を提起した。東京地裁は、15条にも44条但書にも違反しないと判断した。この判断に対して、東京地裁が、十分な根拠を示さず立法裁量を重視する判断枠組みを採用した点、44条但書の「財産」に供託金制度が該当するのかを問題にしなかった点を指摘し、批判的に検討を行った。 |