ヤマモト ケンジ   Kenji Yamamoto
  山本 顯治
   所属   追手門学院大学  法学部 法律学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/12
形態種別 論文
標題 契約の経済学と契約責任論(上)
執筆形態 共著・編著(代表編著を除く)
掲載誌名 NBL
掲載区分国内
出版社・発行元 商事法務
巻・号・頁 942号11-21頁(942),11-21頁
著者・共著者 内野 耕太郎,山本 顯治
概要 プリンシパル=エージェント理論と不完備契約論を中核とする契約の経済学は2016年にノーベル経済学賞を受賞したオリバー・ハートとベンクト・ホルムストロームを中核とする研究者群により確立され、1980年代末から急速に発展した。情報の非対称性や契約の不完備性はあらゆる種類の取引や社会制度に広く見いだされるため、契約の経済学の適用範囲は極めて広く、古くからモラルハザードが論じられてきた保険分野を越え、現在では金融論、産業組織論、コーポレートガバナンス、労働政策、経営学、公共政策、政治経済学等、様々な分野において不可欠の理論基盤となっている。本稿は、契約の経済学が契約責任論に対して及ぼす影響について救済法に焦点を当て検討した。最初に「非対称情報モデル」「不完備契約モデル」「取引費用モデル」という三つの潮流の内容を概観した。続いて、不完備契約論に基づき「損害賠償」「強制履行」「再交渉」の三つの救済法理を履行の効率性と信頼投資の効率性の二つの観点から検討した。
ISSN 0287-9670
NAID 40017378666
PermalinkURL http://id.ndl.go.jp/bib/10897710