シバタ タカフミ
SHIBATA TAKAFUMI
柴田 尭史 所属 追手門学院大学 法学部 法律学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/12/10 |
形態種別 | 学会誌における解説記事および書評 |
査読 | 査読あり |
招待論文 | 招待あり |
標題 | ドイツ憲法判例研究会〔223〕 調査委員会へのNSAのセレクター・リストの連邦政府による提出拒否 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 自治研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 第一法規 |
巻・号・頁 | 95(12),132-140頁 |
概要 | エドワード・スノーデンによるアメリカの諜報活動の暴露に端を発して、ドイツ連邦議会は、アメリカの国家安全保障局のドイツ国内での活動、およびドイツ連邦情報局との協働についての調査委員会を設置した。調査委員会は連邦政府にNSAから提供されたセレクター・リストの提出を求めたが、連邦政府が拒否したため委員が連邦憲法裁判所に提訴した。同裁判所は、提出拒否を合憲と判断した。従来同裁判所が形成してきた調査委員会の権限の限界の中からとくに本件で問題となった「権力分立」と「国家の安寧」に対象を絞り、本決定の問題点をしてきた。また、時代や文脈を無視する同裁判所の先例引用による手法を批判した。 |