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キノシタ トモヒロ
KINOSHITA TOMOHIRO
木下 智博 所属 追手門学院大学 経済学部 経済学科 追手門学院大学 大学院 経営・経済研究科 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2023/03/31 |
| 形態種別 | 紀要(First author) |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | 中央銀行による中長期金利の誘導とフォワードガイダンス -オーストラリア準備銀行のイールド・ターゲット政策の教訓- |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 『追手門経済論集』第57巻第2号(櫻庭千尋教授退職記念号) |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 追手門学院大学経済学会 |
| 巻・号・頁 | 57(2),5-25頁 |
| 総ページ数 | 21 |
| 著者・共著者 | 木下智博 |
| 概要 | 日本銀行による2016年の長短金利操作の導入に続き、オーストラリア準備銀行(豪準銀)も2020年に非伝統的金融政策手段の1つとして中長期金利を誘導するイールド・ターゲットを導入したが、同国インフレ率の急上昇などに直面し、2021年11月に廃止した。このイールド・ターゲットは、豪準銀が同時に導入した政策手段のフォワードガイダンスとの間で整合性を保つ必要があり、2つの政策手段は相互に補強・補完する関係にあった。これと異なり日銀の長短金利操作は、日銀のフォワードガイダンスとは独立した政策手段であるため、継続するか否かを選択する自由度は日銀にある。しかし、それだけ日銀には、誘導目標を維持する強い意思と強力な手段が求められる。 |
| researchmap用URL | https://www.i-repository.net/contents/outemon/ir/102/102230303.pdf |