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マルノ ススム
丸野 進 所属 追手門学院大学 心理学部 心理学科 追手門学院大学 大学院 心理学研究科 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2025/08/27 |
| 形態種別 | 国内学会誌(その他) |
| 標題 | マルチメディアの提示方法が人間の理解度に及ぼす影響の基礎検討-文字メディアの提示方法と記憶精度- |
| 執筆形態 | 共著・編著(代表編著を除く) |
| 掲載誌名 | 2025年度 第53回画像電子学会年次大会予稿 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 画像電子学会 |
| 著者・共著者 | 有村 瑛慎,菰淵 寛仁,丸野 進 |
| 概要 | 近年,仮想現実(Virtual Reality)技術の急速な発展により,従来のPCディスプレイに依存しない新しい学習環境や作業スタイルの可能性が注目されている.特にVR空間内にPC画面を投影できるアプリケーションの登場により,より没入感のあるプレゼンテーションや教育コンテンツが実現しつつある.このような背景のもと,VR空間における情報伝達手段としてのプレゼンテーションツールの在り方について,情報の記憶のしやすさや正確な情報伝達に向けた基礎的な検討の必要性が増加しつつある.2次元空間におけるPowerPointなどのプレゼンテーションツールは,アニメーションや画面遷移など,多くの情報提示方法が提供されているが,プレゼンテーション内容が,情報伝達相手の記憶にどの程度留まっているかなどの記憶精度等に関する定量的評価については未だ明確になっていない.そこで本研究では従来の2次元空間での情報提示方法の違いが,受ける印象や,内容の理解,記憶の正確性にどのような影響を及ぼすかについて明らかにすることで,VR環境でのプレゼンテーションツールのあり方の指針を得るべく検討を行った.また情報提示方法の定量化にあたり,コンテンツのアニメーションによる移動面積が記憶に大きな影響を与えるとの仮説を検証すべく,定量的な評価を行った. |