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マルノ ススム
丸野 進 所属 追手門学院大学 心理学部 心理学科 追手門学院大学 大学院 心理学研究科 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2025/08/26 |
| 形態種別 | 国内学会誌(その他) |
| 標題 | VR仮想空間におけるリハビリテーションの検証―実空間と仮想空間の姿勢差の影響- |
| 執筆形態 | 共著・編著(代表編著を除く) |
| 掲載誌名 | 2025年度 第53回画像電子学会年次大会予稿 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 画像電子学会 |
| 著者・共著者 | 佐藤美紅,菰淵 寛仁,丸野 進 |
| 概要 | リハビリテーションは,ベッドの上など身体的制約の上で行われるケースが多々存在する.VR仮想空間を活用したリハビリテーションは,身体的制約に捉われない様々な動作を行わせることができるため,リハビリテーションの在り方の一つとして注目されている.しかしながら,実空間での姿勢と仮想空間での姿勢はおのずと異なり,実空間と仮想空間の姿勢の不一致が,リハビリテーションに対してどのような影響を与えるかについて,これまで詳細な検討はなされていない.本検討では,仮想空間中の球体を指で追跡する動作を実験参加者に行わせ,仮想空間と実空間の姿勢差と追跡誤差の関係の定量的評価を行い,あわせて没入感,違和感,動きやすさの主観評価を行った.総合的に判断すると,仮想空間でのリハビリテーションにおいて,上半身傾斜角度として30度まで,ないしは60度以上の方が,動作の正確性の観点では良いと考えられる. |