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ヤマグチ カズアキ
Kazuaki Yamaguchi
山口 一章 所属 追手門学院大学 理工学部 情報工学科 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2023/11/01 |
| 形態種別 | 論文 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | Ensemble Computation問題に対する二つの発見的解法の提案 |
| 執筆形態 | 共著・編著(代表編著を除く) |
| 掲載誌名 | 電子電子情報通信学会論文誌A 基礎・境界 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 電子情報通信学会 |
| 巻・号・頁 | J106-A(11),267-272頁 |
| 総ページ数 | 6 |
| 担当区分 | 最終著者,責任著者 |
| 著者・共著者 | 池永 裕次郎,山口 一章 |
| 概要 | Ensemble Computation問題(EC)は,与えられた複数の積項を全て求めるまでの演算回数が最小となるような演算手順を見つける最適化問題である.ECは,論理回路の簡単化やコンパイラの最適化に応用できる.本論文では,ECに対する効率的なアルゴリズムを二つ提案する.一つはBackward Search(BS)に基づくアルゴリズムで,演算手順を逆算的に求めていく方法である.もう一つは文法圧縮に使われるアルゴリズムであるRe-Pairに着想を得たアルゴリズムで,演算手順を前から順に求めていく方法である.また,これらの手法をより精度の高いアルゴリズムにするためにBeam Searchを適用した.これによって,解となりうる複数の候補を効率良く探索することができるので,より厳密解に近い解を出力することが可能になる.計算機実験では,この二つのアルゴリズムを演算回数と計算時間の二つの観点で比較した.実験結果は,BSに基づくアルゴリズムの方が計算時間は速いが,Re-Pairに基づくアルゴリズムの方が,より演算回数が少なく厳密解に近い結果が出た. |
| DOI | 10.14923/transfunj.2022jap1032 |
| ISSN | 1881-0195 |