ヌキタ リサ
Nukita Risa
貫田 理紗 所属 追手門学院大学 地域創造学部 地域創造学科 職種 講師 |
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研究期間 | 2021/04/01~2024/03/31 |
研究課題 | 関係人口と地域住民との価値共創から検証するツーリズム・テロワール価値概念の有効性 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
研究機関 | 和歌山大学 |
研究者・共同研究者 | 藤田 武弘,八島 雄士,大浦 由美,岸上 光克,藤井 至,貫田 理紗 |
概要 | 「関係人口」の定義や創出の意義に関する各学問領域(社会学・経済学・観光学など)における研究の到達点に関しては、オンライン等のツールを活用して研究会を実施し、各々の問題点や課題を取りまとめた上で情報を共有した。また、国(総務省)が実施する「関係人口創出・拡大事業」のうちモデル事業に採択された自治体における「関係人口」の創出手法の特徴を整理すると共に、モデル団体(和歌山県田辺市)を抽出し創出された関係人口が「地域内再投資力」の向上に如何に寄与しているかについて予備的調査を実施した。 一方で、タイプ別の「関係人口」調査については、引き続くコロナ禍の影響を受け、当初予定していた研究対象(事例地)において調査の受入が難しいという状況を迎えた。ただし、感染拡大が一段落した時期に間隙を縫って「地域おこし協力隊」については和歌山県(紀美野町)において卒隊者の起業状況や地域社会との繋がりに関するヒアリング調査を実施したほか、「棚田保全活動」については静岡県(石部棚田・久留女木棚田)・徳島県(上勝棚田)について中間支援組織に対する対面での予備的調査を実施し、次年度の本調査実施に向けた基礎的データを整備した。 また「ワーキングホリデー」に関する予備的考察の今年度実施は難しかったものの、令和4年度において先発地である長野県飯田市(農業課)との共同でワーキングホリデー受入実施農家への悉皆アンケート調査ならびにタイプ別のヒアリング調査の実施を予定している。 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21K12481 |