ミツナリ ミホ
  三成 美保
   所属   追手門学院大学  法学部 法律学科
   職種   教授
研究期間 2017/04~2020/03
研究課題 女性差別撤廃条約総括所見をめぐる総合的研究:日本の国内実施体制と阻害要因を中心に
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 科学研究費助成事業 基盤研究(C),基盤研究(C)
科研費研究課題番号 17K03520
連携研究者 吉田 容子,MENSENDIEK M,源 淳子,米田 眞澄,山下 明子,山下 泰子,三成 美保,澤 敬子,林 陽子,堀江 有里,伏見 裕子,馬場 まみ,斧出 節子,軽部 恵子,谷口 洋幸
概要 この研究では、日本が1985年に批准した国連女性差別撤廃条約が国内でどのように実施されてきたか、すなわち条約がどの程度守られてきたかを研究した。条約の監視機関である国連女性差別撤廃委員会は、日本政府の提出した定期報告を検討し、その結果を「総括所見」にまとめるが、そこに示された日本の国内実施に関する「懸念事項」と日本への「勧告」について、差別の背景と現状を詳しく分析した。そして、総括所見の実現が日本国内において進まない理由を、国内法制度を初め、行政、司法、歴史、文化、社会など、包括的に分析し、阻害要因の解明を試みた。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-17K03520/17K03520seika.pdf