ウエダ ヨシオ   Ueda Yoshio
  上田 良夫
   所属   追手門学院大学  理工学部 電気電子工学科
   職種   教授
研究期間 2014/04/01~2016/03/31
研究課題 中間融点材料被覆層によるタングステン壁材料の長寿命化
実施形態 科学研究費補助金
採択フラグ 採択
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 挑戦的萌芽研究
研究機関 大阪大学
代表分担区分 研究代表者
研究者・共同研究者 上田 良夫
概要 (1)種々のWをレーザーで溶融させその溶融層の挙動を調べ、特に沸点近傍まで表面温度が上昇した場合は、純Wが液滴放出による損耗の観点から最も望ましい材料であることがわかった。(2)WにAlの被覆を形成し、レーザーやパルスプラズマ照射を行い、ELM様のパルス熱負荷下では、蒸発の潜熱や蒸気遮蔽効果によりWへの熱負荷を減じる効果があることが確認された。(3)蒸気遮蔽効果をPICコードを用いて評価し、実験結果をおおむね説明できることがわかった。(4)表面損傷を持つWモノブロックは、20MW/m^2の熱負荷を印加した場合に、表面損傷が起点となり亀裂が発生しやすいことがわかった。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26630473