フジタ タケヒロ
藤田 武弘 所属 追手門学院大学 地域創造学部 地域創造学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻 職種 教授 |
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研究期間 | 1998/04~1999/03 |
研究課題 | 地域流通システムとしての「朝市」の機能・役割に関する実証的研究 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
採択フラグ | 採択 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 科学研究費助成事業 奨励研究(A) |
研究機関 | 大阪府立大学 |
科研費研究課題番号 | 10760137 |
科研費分類 | 食料農業経済 |
研究制度 | 科学研究費補助金 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
代表者 | 藤田武弘 |
概要 | 大阪府下の朝市・直売所は、地域の産地背景も異なり、開設契機・組織運営主体が多様である。しかし一方で、朝市の発展方向や地域農業における位置をめぐって、共通して検討すべき以下の問題点・課題が明らかになった。(1)ハード面での環境整備:販売所の選定・確保、施設整備が不充分であり、多くの朝市・直売所で駐車場確保の困難や混雑時における交通・安全対策への不安が指摘されている。地元農協や行政の土地・施設を適切に有効利用することも含めた協力・支援が是非とも必要である。(2)品揃え・数量調整をめぐる考え方の未成熟:消費者ニーズに対応すべく、多品目少量生産を基本に地域での品揃え確保の取り組みが進められているが、一方で卸売市場等での仕入れに依存する傾向もみられる。(3)地域農業における位置づけの混乱:販売事業としての拡大そのものが目的化し、仕入れに依存しつつ品揃えの量的確保のみを追求すれば、地域農業との接点が希薄化する。朝市 |