フジタ タケヒロ
  藤田 武弘
   所属   追手門学院大学  地域創造学部 地域創造学科
   追手門学院大学  大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻
   職種   教授
研究期間 1998/04~2000/03
研究課題 卸売市場における情報システム化進展の現状と課題に関する研究
実施形態 科学研究費補助金
採択フラグ 採択
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
科研費研究課題番号 10460103
科研費分類食料農業経済
研究制度 科学研究費補助金
代表分担区分 研究分担者
代表者 細川允史
連携研究者 甲斐 諭,藤田 武弘
概要 (1)卸売市場の情報ネットワーク事業については、情報の共有化、輸配送の効率化、市場間の取引拡大、などの効果が見られたが、まだ運用不慣れの面もあった。(2)小売業における情報システム化は、ローカルスーパーにおいては進んでいない。その要因はブロック仕入れが多い、ロットが小さい、卸売市場からの仕入率が高い、情報ネットワークが構築されていないこと、などである。(3)食品卸分野では、卸によるスーパー配送業務の一括受託が進み、その過程で情報システム化が進展している。しかし生鮮食料品に関してはまだ部分的である。(4)仲卸業者においては、FAXで受注がもっとも多く、ついで電話、店頭の順であるが、大手小売からはEOSが増加し、3分の1以上の比率となる。EOSについては電子化のメリットとともに、経費増、修正が頻繁になった、などの不満も出ている。(5)産地出荷団体の情報システム化は、市場情報システム、分荷情報システム、ドレスシステム、出荷情報