フジタ タケヒロ
  藤田 武弘
   所属   追手門学院大学  地域創造学部 地域創造学科
   追手門学院大学  大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻
   職種   教授
研究期間 2000/04~2001/03
研究課題 農林業を基軸とした「地域産業複合体」の形成過程と農山村の活性化に関する研究
実施形態 科学研究費補助金
採択フラグ 採択
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
科研費研究課題番号 12460097
科研費分類食料農業経済
研究制度 科学研究費補助金
代表分担区分 研究分担者
代表者 橋本卓爾
連携研究者 足立 基浩,大泉 英次,山田 良治,藤田 武弘,大西 敏夫
概要 1.「地域産業複合体」の概念や今日的意義を明確にするとともに、農林業を基軸とした「地域産業複合体」の代表的事例である田辺・南部郷の「梅産業」の形成過程と経済波及効果を考察し、地域産業の複合化が地域社会・経済の発展と活性化に大きな役割を果たしていることを明かにした。2.和歌山県の林業や地場産業の実態分析によって同県の林業や地場産業が一段と厳しい状況に置かれ、後退と縮小を余儀なくされていることを明かにした。あわせて、林業および地場産業は、同県にとっていまなお重要な産業であり、その再生のためにはIT等を活用した林業の川上と川下との連携、あるいは地域産業ネットワークの構築が緊要になっていることを明確にした。3.梅生産農家および関係農協に対する詳細なヒアリング調査等によって和歌山県の梅主産地が全国でも際立って強い競争力をもった産地となっていることを明かにするとともに、その基盤として梅生産に適した気候風土のみ