アサヌマ タケシ   ASANUMA TAKESHI
  淺湫 毅
   所属   追手門学院大学  文学部 人文学科
   職種   教授
研究期間 2009~2012
研究課題 南アジアおよび東南アジアにおけるデーヴァラージャ信仰とその造形に関する基礎的研究
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(A)
研究機関 大阪大学
代表分担区分 研究分担者
研究者・共同研究者 肥塚 隆,淺湫 毅,橋本 康子,深見 純生,小野 邦彦,上野 邦一,榎本 文雄,渡辺 佳成,丸井 雅子
概要 クメール王国の刻文に頻出する devaraja の語は、 「神のような王」を意味し、王の没後にその墓廟として寺院が造営され、神仏と一体化した王像が安置されたと考えられてきた。また東部ジャワでも、同様な信仰があったとされてきた。しかしインドではこの語は「神々の王」の意味で用いられるのが一般的で、王を神格化する信仰が盛行した形跡はない。南インドでは王像が神像と並べて寺院に安置されることは珍しくないが、むしろ王権の神聖さの明示にあったと考えられる。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21242004