タニ ケイスケ
谷 恵介 所属 追手門学院大学 心理学部 心理学科 職種 特任助教 |
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研究期間 | 2018/08~2020/03 |
研究課題 | 脳卒中患者における方向認知と姿勢制御の機能的関連性及びその神経基盤の解明 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援,研究活動スタート支援 |
科研費研究課題番号 | 19K21492 |
連携研究者 | 谷 恵介 |
概要 | 脳卒中患者の転倒には筋力低下や感覚障害といった身体機能の低下だけなく、空間認知の障害も関与する。 脳卒中患者は重力および身体の方向を誤って認識していることが明らかにされており、方向認知障害は姿勢障害を引き起こす要因の1つとして考えられ始めてきたものの、脳卒中患者の方向認知障害と 姿勢障害の機能的な関連性や、方向認知障害関連する神経基盤については詳細に検討がなされておらず、未だ明らかでない。本研究では、脳卒中患者の重力及び身体の傾き(方向)の認知障害に着目し、この方向認知障害と姿勢障害の機能的な関連性を実験的に明らかにするとともに、頭部MR画像を用いて方向認知障害に寄与する脳領域を特定することを試みる。本研究で得られた結果は、脳卒中患者の姿勢障害に対する新たな評価および介入方法の開発に寄与する可能性がある。実施初年度である本年度は、(1)右利き健常成人を対象として、身体傾斜時の重力及び身体軸の方向 |