カワハマ ノボル   Kawahama Noboru
  川濵 昇
   所属   追手門学院大学  法学部 法律学科
   職種   教授
研究期間 2015/04/01~2018/03/31
研究課題 グローバル経済下の競争政策の課題に関する総合的研究
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(B)
研究機関 一橋大学
研究者・共同研究者 岡田 羊祐,林 秀弥,川濱 昇,佐藤 英司,大橋 弘,岡室 博之,松島 法明,武田 邦宣,中川 晶比兒,後藤 晃
概要 本研究は、独禁法違反事件に係る審判決を素材として、その判例法的展開を経済学の視点から分析したものである。この研究では特にグローバル企業による行為類型(単独行為、共同行為、企業結合等)が、競争減殺効果や超過利潤の持続性をもたらしていないかという観点からケース分析を行った。また、近年注目を集めつつあるデジタル経済におけるプラットフォーム企業の行為についても検討を行った。その結果、独禁法の審判決では、一部の行為類型(カルテル・談合、企業結合など)においては合理的な判断基準が確立されつつある一方で、プラットフォームによる単独行為については明確な基準が確立されているとはいい難い現状が明らかとなった。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15H03341