エンドウ ハナエ
Hanae Endo
遠藤 華英 所属 追手門学院大学 社会学部 社会学科 職種 講師 |
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研究期間 | 2020/09/11~2022/03/31 |
研究課題 | スポーツ国際協力政策の社会的受容性の検討 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 研究活動スタート支援 |
研究機関 | 同志社大学 |
研究者・共同研究者 | 遠藤 華英 |
概要 | 本研究は、発展途上国のアスリートを公的に支援するというスポーツを通じた国際協力事業に対して抱く国民の評価の可視化、評価に影響を与える要因の特定ならびに評価の形成メカニズムを明らかにすることを目的とする。 初年度は、調査に用いる理論的枠組みとする態度モデル,見えない財・サービスを可視化する手法である仮想市場法を用いた調査およびアスリートのアドボカシー活動に対する国民の評価に関する学術研究のレビューを進めた。その結果,スポーツを通じた国際協力事業自体への認知,国民自身が関わる社会問題ならびに社会問題とアスリートの親和性が評価に大きく影響を与えることが分かった。本研究が対象とするスポーツを通じた国際協力事業への国民全体の認知は低く,評価する対象について十分知識や経験を有していない可能性が高い.そのため、本研究が目指すスポーツを通じた国際協力事業の社会的受容性を明らかにする前段階として,スポーツを通じた国際協力事業に積極的に取組み,かつ住民と途上国出身アスリートの交流事業も盛んに行う自治体に対して重点的な調査が不可避であるという判断に至った. しかしながら,初年度に予定していたスポーツを通じた国際協力事業に取組む自治体ならびに自治体住民への面接調査は,新型コロナウィルス感染状況の影響を鑑み,次年度に見送ることとした.同理由によりウェブ調査の実施に適した時期を定めることが困難であったため,2020年度は自治体及び関係者との連絡調整に努め,本調査の実施は2021年度に見送ることとした. |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20K23301 |