マツシゲ タクヤ   Matsushige Takuya
  松繁 卓哉
   所属   追手門学院大学  社会学部 社会学科
   追手門学院大学  大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻
   職種   教授
研究期間 2018/06/29~2021/03/31
研究課題 介護現場のWell-being向上に向けたサービス・プロフィット・チェーンの開発
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 挑戦的研究(萌芽)
研究機関 国立保健医療科学院
研究者・共同研究者 森山 葉子,大夛賀 政昭,松繁 卓哉,高橋 秀人,田宮 菜奈子
概要 本研究では、介護職員の不足や質のばらつき、それに起因するケアの質の低下を改善すべく、ポジティブ心理学や、それをベースとしたポジティブ・マネジメントの知見を取り入れた介護職員研修を行うことで、介護職員の幸福感が高まり、利用者の幸福感も高まり、ひいては施設・事業者の経営指標も好転する好循環の開発(介護現場に適用し得るサービス・プロフィット・チェーン)を目的としている。 今年度は、ポジティブ心理学やポジティブ・マネジメントに関連する文献、学会、シンポジウム等や、介護職員のWell-beingに関連する先行研究等により情報収集を行い、幸福感を高める介護職員研修のプログラムの開発に取り組んだ。また、開発した研修を介護施設で実施し、介護職員の幸福感やワークエンゲージメント等の介護職員のWell-being指標を測定し、プログラムの有用性を確認しつつ、どの指標で測定することに意義があるかを検討した。 さらに、研究班で検討している介護現場に適用し得るサービス・プロフィット・チェーン案を介護現場の経営者に検討していただくべく、ヒアリング調査先を検討し、次年度の実施に向けた調整を開始した。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K18466