イマムラ サチコ   Sachiko Imamura
  今村 祥子
   所属   追手門学院大学  国際学部 国際学科
   職種   准教授
研究期間 2018/04/01~2022/03/31
研究課題 民主主義体制における少数派排除のグローバル化―アジア・アフリカの比較研究
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(A)
研究機関 京都大学
研究者・共同研究者 中溝 和弥,竹中 千春,武内 進一,デスーザ ローハン,清水 展,藤倉 達郎,中西 嘉宏,日下 渉,中村 沙絵,藤原 帰一,高橋 徹,HUSSAIN NAZIA,下條 尚志,今村 祥子
概要 今年度の研究実績の柱は四つある。第一が、国内外での研究活動、第二が、イギリスとの共同プロジェクトの推進、第三が、大学院生を対象とした講義の実施、第四がインド総選挙調査の実施と選挙分析である。 第一については、まず、国内では京都大学で研究会を2019年6月に開催したのち、2019年11月のアジア政経学会秋季大会において自由応募分科会「2019年インド総選挙と民主主義の将来」を企画し、科研メンバー(海外研究協力者を含む)で研究成果を発表した。海外では、2019年7月にICASにおいて科研メンバー(海外研究協力者を含む)でセッションを企画し研究発表を行った。さらに、同年8月には、APSAで、海外研究協力者とともに科研メンバーで研究発表を行った。 第二については、イギリス・ロンドン大学ゴールドスミス校Sanjay Seth教授と共同研究‘Ethnicity, Religion, Conflict and Violence in Postcolonial South and Southeast Asia: A Comparative, Interdisciplinary Study’を遂行した。2019年7月に京都でワークショップを行い、同年10月から11月にかけてロンドンでワークショップを実施し、本科研メンバーとイギリス側メンバーで研究成果を発表した。 第三については、海外研究協力者であるAchin Vanaik先生を2019年11月に招聘し、インドの著名ジャーナリストであるPamela Philipose氏とともに大学院生向けに講義を行い、インドの外交・内政に関する理解を深めた。 第四については、昨年度の投票前調査に引き続き、投票後調査を実施した。調査は、海外共同研究者であるシンガポール国立大学のNeyazi博士と共同で行い、選挙分析を刊行した他、共著論文を執筆中である。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18H03624