カワハマ ノボル   Kawahama Noboru
  川濵 昇
   所属   追手門学院大学  法学部 法律学科
   職種   教授
研究期間 2007~2011
研究課題 ポスト構造改革における市場と社会の新たな秩序形成-自由と共同性の法システム
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 学術創成研究費
研究機関 京都大学
研究者・共同研究者 川濱 昇,高木 光,木南 敦,新川 敏光,村中 孝史,山本 敬三,服部 高宏,佐久間 毅,土井 真一,高山 佳奈子,齊藤 真紀,前田 雅弘,森本 滋
概要 ポスト構造改革期にどのような秩序形成が必要とされるかを検討し、(1)市場秩序においては、厚生の改善を直接的達成ではなく、秩序形成プロセスの保護と市場参加者の自律的決定支援が重要であることを示し、その観点から競争法、消費者法、企業法、金商法について改善点を提言し、(2)社会秩序においては、自律と連帯の衝突だけではなく補完性も重視し、その観点からの社会保障と労働法の再構成と改善点を提言し、(3)エンフォースメントについては、従来の刑罰偏重の限界を明らかにし、制裁金の整備等の改善点を提言した。それらを通じて、(4)自律を共同性の観点から支援する法モデルを示した。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19GS0103