アサヌマ タケシ
ASANUMA TAKESHI
淺湫 毅 所属 追手門学院大学 文学部 人文学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻 職種 教授 |
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研究期間 | 2007~2010 |
研究課題 | 日本における木の造形的表現とその文化的背景に関する総合的考察 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(A) |
研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構京都国立博物館 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
研究者・共同研究者 | 佐々木 丞平,西上 実,若杉 準治,山本 英男,山下 善也,大原 嘉豊,赤尾 栄慶,羽田 聡,淺湫 毅,中村 康,久保 智康,尾野 善裕,山川 曉,永島 明子,宮川 禎一,森田 稔,小松 大秀,村上 隆,呉 孟晋,水谷 亜希,難波 洋三,伊東 史朗,井上 一稔 |
概要 | 本研究は、木を単に造形作品の素材・材料としての視点から捉えるのではなく、樹木そのものを信仰の対象として崇拝し、美の対象として描いてきた、日本人の樹木に対する精神のありようにまで踏み込んで調査し考察することが主たる目的であった。このような視点から調査研究を進めてきた結果、たとえば山形・熊野神社の伝十王坐像にトチ、静岡・建穂寺の千手観音立像にクスノキがあえて用いられている背景には、用材としての性能ではなく、信仰的な意味合いが強く意識されていたことなど、日本人と樹木の関係にかかわる貴重な成果が得られた。 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19202007 |