タカハシ ヒデユキ
Hideyuki Takahashi
高橋 英之 所属 追手門学院大学 理工学部 情報工学科 職種 准教授 |
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研究期間 | 2012~2016 |
研究課題 | 神経ダイナミクスから社会的相互作用に至る過程の理解と構築による構成的発達科学 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 特別推進研究 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究者・共同研究者 | 浅田 稔,細田 耕,内藤 栄一,平田 雅之,荻野 正樹,森 裕樹,成岡 健一,長井 志江,菊知 充,宮崎 美智子,石原 尚,高橋 英之,岡田 浩之,池本 周平,遠藤 信綱,池田 尊司,横山 裕樹,高橋 哲也,吉村 優子,長谷川 千秋,平石 博敏 |
概要 | 構成的発達科学の確立を目指し,脳発達シミュレーションでは,身体との相互作用により,多様な行動を生成する情報神経構造を明らかにした.そこには学習手法が盛り込まれていないが,学習規範として,予測誤差最小化を導入することで,情動や利他的行動の創発モデルが構築された.方や,イメージング研究では,大人と子どもで,使われる脳の領野が異なり,脳の発達が長く続くことが分かった(fMRI).また,世界初親子同時測定可能な脳磁図(MEG)では,親子ペアの自閉症の度合いにより,コミュニケーション能力に関連する脳部位の活動に差が観られた.さらに,自閉症児と定型発達児の脳信号複雑性の差違を脳発達シミュレーションで再現し,また,構築したロボットプラットフォームを用いた養育者との言語相互作用実験を行うなど,ミクロからマクロへの道筋の可能性を示し,構成的発達科学の礎を築いた. |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-24000012 |